高校生が海外の大学に行くには?進学までの手順やステップを紹介

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近年、グローバル化の影響もあり海外の大学に進学したいと考えている高校生が一定数見受けられるようになりました。

しかし、「高校生が海外の大学に行くには何をすればいいの?」と疑問をお持ちの方も少なくありません。

そこで今回の記事では、高校生が海外の大学に進学するメリットや進学までのステップ、注意したいポイントを解説します。

海外で憧れのキャンパスライフを送れるように、本記事を参考にしながらしっかりと準備を進めましょう。

高校生が海外の大学に進学することは可能?

高校生が海外の大学に進学することは可能なのでしょうか?結論からいうと、一般的な日本の高校に通っている学生でも海外の大学に進学できます。

日本の大学入試とは異なり、海外の場合は高校での成績や提出書類で合否が決まることが多いです(国によって入試制度が異なるので事前に調べる必要があります)。

例えば、成績書やモチベーションレター(動機書)などの提出が求められます。

どのような書類が必要か、どれくらいの語学スキルが求められているかなど、合格の基準を満たせるように準備を進めることが大切です。

高校生が海外の大学に進学するメリット

ここでは、高校生が海外の大学に進学するメリットを紹介します。

幅広い分野から学びたいことを選べる

海外の大学を選択することで、より幅広い分野の学問に挑戦できる可能性があります。

国によって充実している分野や得意な分野にはバラツキがあります。

例えば、開発学であれば発祥の場所であるイギリスが人気ですし、航空宇宙工学はアメリカが強いといわれています。

それぞれの科目が得意とされる国に留学すれば、講義のレベルや学べる範囲も大きく広がり、幅広い知識を身につけることができるのです。

海外就職できる可能性がある

海外の大学を卒業した場合、海外就職という選択肢を得られます。

大学では海外就職に必要な語学力を上げられますし、現地でのコネクションも作りやすく、海外就職しやすくなるためです。

実際に夏休みなどの長期休みを利用してインターンする学生も多く見受けられます。

国によって働き方は大きく異なります。

日本での働き方が合わないと感じる方は、海外大学に進学することで海外就職という道も視野に入れることができます。

生活力や主体性が身につく

留学生活を通して養われるのは、アカデミックスキルや語学力だけではありません。

留学では慣れ親しんだ場所から離れて生活する必要があるため、必然的に生活力や主体性が身につきます。

例えば、食事や掃除、洗濯などを自分でやる必要がありますし(ホームステイの場合はホストファミリーが家事をやってくれる場合があります)、住む場所やライフスタイルなどは自分で決める必要があります。

このように、学生のうちから生活力や主体性を身につけられるので、早い段階で独立することができます。

国際感覚が身につく

国際感覚が身につくのも海外大学に進学するメリットでしょう。

滞在する国の文化や言語に触れたり、さまざまな国の学生たちと交流したりすることで、よりグローバルな視点を養うことができます。

多様な価値観に触れることで、固定観念や社会規範に縛られずに、自分にあったライフスタイルを見つけられるのも利点です。

現在は、インターネットなどの技術の発展によりグローバル化がより一層加速しています。

そのため、学生の段階で国際感覚を身につけることで将来的に役立つ可能性があります。

高校生が海外の大学に行くにはどうすればいい?

高校生が海外の大学に行くためのステップを紹介します。

1. 情報収集する

何から始めればいいかわからないという人は、まず情報収集からスタートしましょう。

現在はインターネットでも多くの情報を集められますし、留学エージェントなども数多く存在します。

説明会やパンフレットなども活用して、海外大学へ進学するために必要な情報を集めることが大切です。

具体的には、必要資金や進学したい国の基礎知識、出願に必要な書類・準備などを調べていきましょう。

2. 志望校・国を決める

情報をある程度収集できたら、続いて志望校・国を決めます。

先ほど説明したように大学や国によって得意とする分野が異なります。

学びたい分野が充実している場所を留学先に選ぶことをおすすめします。

また、国によって物価や学費は異なります。

例えば、ドイツやノルウェーの大学は授業料が無料の場合が多いです。

従って、予算を踏まえた上で志望校・国を決定するとよいでしょう。

3. 書類を準備する

続いて、出願に必要な書類を準備しましょう。

大学によって必要な書類は大きく異なるので、ホームページなどで必ず確認してください。

成績書類、推薦状、モチベーションレターなど、準備するのに時間がかかる書類もあるので早めに行動することをおすすめします。

もちろん、進学先で使われている言語で書類を用意する必要があるので、提出前にネイティブや先生にチェックしてもらうとよいでしょう。

4. 出願する

書類が整ったら、いよいよ出願です。

オンラインで出願するのか、郵送で書類を送付するのか、大学によって出願方法は異なります。

また、出願期限までに余裕をもって提出するようにしてください。

早めに行動しておけば、提出書類に不備があった場合でも対処できます。

合否判定が出るタイミングは大学によって異なるので、その点もあわせて確認しておきましょう。

高校生が海外の大学に行くためのポイント

ここでは、高校生が海外の大学に行くためのポイントを紹介します。

語学力を身につける

海外の大学進学を考えている高校生は、早めの段階から語学力を身につけることが大切です。

海外の大学では、日本語以外の言語で講義を受講する必要があります。

また、出願するには一定の語学レベルを満たさなくてはいけません。

英語やドイツ語、スペイン語など、語学によって取得すべき資格やレベルは異なります。

大学のホームページなどに記載されているので、期限までに目標達成できるように学習計画を立てましょう。

留学資金を調べる

留学する際に、資金については早めに検討する必要があります。

授業料や生活費などに加えて、海外の大学に進学する場合は、ビザ代、保険代、飛行機代などを踏まえて予算を計算しなくてはいけません。

保護者から支援を得るのか、奨学金に応募するかなど、どのように資金を用意するか早めに考えることが大切です。

奨学金に応募する場合、書類審査や面接などがあるケースが多いので注意してください。

成績をしっかりと取る

高校では、十分な成績を取れるように日頃から勉強に励むことが重要です。

先ほど説明したように、海外の大学では入試ではなく提出書類や高校時の成績で合否が判定されることが多いです。

高校の成績が基準に達していないと、合格できる可能性が低くなってしまうので、しっかりと成績を取れるように対策してください。

まとめ

今回の記事では、高校生が海外の大学に進学するメリットや進学までのステップ、注意したいポイントを解説しました。

大学から正規留学することで、語学力も高められますし、学生のうちから国際感覚を身につけることができます。

しかし、海外の大学に進学するには資金や提出書類、語学などの準備が必要です。

合格判定をもらうためにも余裕をもって行動するようにしましょう。

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